劇場版「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」観てきました。
※ネタバレあります。
正直ガッカリ。残念です。
そもそも90分で第1部が収まるわけないので、微妙な出来なんだろうなぁとは思っていましたが、ここまで酷いとは。
少年期 ~ ディオが石仮面を被るところまでは、多少端折りながらもまぁまぁ原作に近い感じで物語が進みます。この辺りまではそれほど悪くなかったです。ただ、ディオの「ジョースター家の財産を乗っ取る」という野望が描かれてないので、初めて観た人はディオが何故ジョナサンを追い詰めるのか分からないのではないでしょうか。
問題はディオが吸血鬼になってから。原作ではここから物語が盛り上がっていくはずなのに。散々な内容でした。とにかく時間内に収める為に強引に作り変えてしまったのか。ほとんど原作無視な展開。
後半の主要キャラを削りすぎです。スピードワゴン、ストレイツォ、ダイアー、ポコ、ポコの姉ちゃん、切り裂きジャック、タルカス、ブラフォード、こんなに削ったら物語にならないでしょ
波紋の描写は綺麗だったけど、切り裂きジャックをカットしてしまったせいなのか「ゾンビVS波紋」の関係がわからないし。
タルカスとブラフォードらしきゾンビがほんの数秒写りますが、雑魚ゾンビと同じ扱い。よく観てないと気付かない人もいるんじゃないでしょうか。
ディオの館(?)に入ってからは、もう意味わかんないですよ。出来の悪い戦闘シーンの連続で、気がつくとジョナサンが縛られてるし。ディオの気化冷凍法の説明が何もないのに、凍ってるし。氷(?)でツェペリさんやられちゃうし。もう止めてくれー!!
吸血鬼になったディオに凄みを感じなかったんですよね。ジョナサンに一発で倒されてるし。ディオはもっと圧倒的でないとね。
ラストシーン。ジョナサンとエリナの別れのキスは綺麗に作りこんでて良かったです。やっぱりジーンときました。リサリサ(赤ちゃん)がカットされているので第2部はやる気ないんでしょう。物語的には第3部に直接つながる様になってます。
原作の名セリフがほとんど無かったです。声優さんはイメージに近い声だったので、もったいない。
もっとじっくり作れば良かったのに。